【読書レビュー】ネタばらし無しで「成瀬は都を駆け抜ける」各6話紹介【シリーズ完結編】

生活

「成瀬は天下を取りに行く」でデビューした成瀬シリーズの完結編が発売されました。成瀬推しの私は読むしかない!ということで呼んでみました。

成瀬シリーズ3冊「成瀬は天下を取りに行く」、「成瀬は信じた道をいく」、「成瀬は都を駆け抜ける」読破しました。

ちなみに成瀬関係では以下の記事も書いています。

「成瀬は天下を取りに行く」の聖地巡礼も記事にしています。

総評「成瀬は都を駆け抜ける」を読んでみて

成瀬のキャラはあいかわらず立っていましたね。

私が成瀬が気に入つている理由は何かな?と分析したところ
やりたい事に素直に真剣に取り組む姿!が描かれていて毎日充実して生きている描写にあこがれや憧憬をみているからでしょう。

私も年をとってもそうありたいなぁ!と勇気や元気を貰えます。

1編:やすらぎハムエッグ

成瀬が大学1年生のオリエンテーション健康診断時に知り合った女性の坪井さんとのお話しです。

大学って全国からいろいろな過去を持った人が集まります。方言やちょっとした常識の違いがせまい日本でも違います。それが面白いですよね。

人は生まれた環境で違います。そんな違った者どうしが出会うから触発されて新しい発見が出来き、成長できる。

私が学生時代も方言や考え方の違いにちょっとしたカルチャーショックを受けました。それが人格の成長につながったと思います。

2編:実家が北白川

実家が北白川の梅谷誠と知り合うお話し。

大学に入ったとき私は「大学4年間で何をしようか?時間だけいっぱいあるがお金はない」そんなことを考えていました。

大学に入れば楽しいことが向こうから勝手にやってきません。ですが大学生時代は特に自分から動けば時間があるのですから大きな可能性があります。反対にお金はないんですけどね。

ですがお金がなくても出来ることはたくさんあります。まずはお金が無くても出来る事を見つけてやってみる!

そんなことを思い出すお話です。

3編:ぼきののか

こちらは大学に入りユーチューバーデビューした田中ののかが絡むお話しです。成瀬あかりと出会います。田中ののかがYoutubeでついた「うそ」で炎上しました。

その炎上を成瀬あかりと友達・仲間が解決していくお話し編です。

ちょっとした事で、関係が壊れるのは古今東西よくある人間関係問題の典型例です。

この話を読むと、ほんと信頼を壊すのは一瞬で、信頼を挽回するのは誠意にもとずく行動だけだと再確認します。

4編:そういう子なので

この編は成瀬あかりのが滋賀県ローカルTVに取材されるお話しです。

書籍「成瀬は天下を取りに行く」に収録されている「ありがとう西部大津店」編につながるお話しです。

成瀬の小さい頃のエピソードが書かれいます。

この編を読むと、人はみんな変わっているのがあたりまえ。それでいいじゃん!そういう子ですから(笑)と認め、認められることの大切さを考えさせられます。

違いを笑って認め肯定することって人生で生きていく上での大切なスキルです。

5編:親愛なるあなたへ

成瀬あかりを高校生から文通している西浦航一郎が登場します。広島から京都大学に進学した西浦が成瀬と再会して京都市内を観光(デート)します。

人との出会いは偶然と選択・決断の連続で出来ている。という事を再確認するお話し。

人の人生はちょっとした人の出会いで大きく変わっていくのは長く人生を生きていくと身に染みて理解できます。いい出会いもあれば悪い出会いもある現代社会です。

自分と波長の合う人との出会い友人になれることは人生の最上級の喜びです。反対に悪い出会いは逃げましょう。

6編:琵琶湖の水は絶えずして

成瀬あかりの親友の島崎みゆきが再登場するお話しです。過去に出てきたキャラも再登場してきます。

成瀬シリーズ全て読んでいる人にはなつかしい。最終話のお話で大団円です。

私は自分だけのオリジナルの自分史を刻んでいこう!そんなことを考えましたね。

自分の人生の主人公は自分!自分だけの道を行こう!

 

まとめ

正直言えば、成瀬あかりが彦根に来訪する話が1編ぐらいあればうれしかったのですが、それは叶いませんでしたね。

今回はこれで完結ですが、

宮島未奈先生にはいつか番外編で成瀬の旅行記なんか書いていただきたいです。滋賀県民の一人として今後も応援させていただきます!

 

 

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